万葉線「金曜シンデレラ便」16日深夜再開 富山県の感染状況「ステージ1」に引き下げ

富山県で路面電車を運営している万葉線は、「金曜シンデレラ便(トレイン)」を2021年7月16日(金)から運転再開します。

米島口停留所に到着する万葉線MLRV1000形電車(くろてん/写真AC)
米島口停留所に到着する万葉線MLRV1000形電車(くろてん/写真AC)

「金曜シンデレラ便」は、毎週金曜日の深夜時間帯に増発を行う万葉線の試験サービスの愛称で、2018年10月5日から実施されています。高岡駅停留所発の下り中新湊駅行は、高岡駅停留所を通常の終電より1時間遅い0:00に発車します。上り列車は、越ノ潟駅(22:52発) 米島口停留所行終電の行先を変更し、高岡駅停留所まで延長運転します。いずれの電車も、高岡駅であいの風とやま鉄道線の最終列車と接続し、富山・金沢方面との行き来の利便性が考慮されています(時刻表は下表を参照)。

【時刻表で解説】万葉線 「金曜シンデレラ便」

富山県が定める新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが4月23日(金)から「ステージ2」に引き上げられたため、同日以降の金曜シンデレラ便は運転が取り止められています。その後、県内の感染状況が落ち着いてきたことを受け、7月3日(土)からは警戒レベル「ステージ1」に移行されました。

これを受け、万葉線は金曜シンデレラ便の運転を再開します。7月9日(金)は夜間工事実施により運休となるため、再開初日の運転日は7月16日(金)深夜です。なお、7月23日(金)は祝日(スポーツの日)のため運休となります。