富士急行線は自転車そのまま一緒に乗れます 「サイクルトレイン」9駅対象に実証実験

富士急行は、電車にそのまま自転車と一緒に乗車できる「富士急サイクルトレイン」の実証実験を行っています。
(2021年6月27日)一部加筆しました。

普通電車として運行している富士急行6000系電車(fuku41/写真AC)
普通電車として運行している富士急行6000系電車(fuku41/写真AC)

実証期間は2021年6月26日(土)〜7月16日(金)です(ただし、7月9日(金)〜11日(日)は除外日)。富士急行線の大月駅〜河口湖駅間の全線で実施されます。自転車やロードバイクを電車に乗せるとき、通常は解体または折りたたんで専用の袋に入れる必要がありますが、期間中はそのまま車内に持ち込むことができます。追加料金はかかりません。

乗降可能駅は大月駅(富士急行ホームのみ)、都留市駅、谷村町駅、都留文科大学前駅、三つ峠駅、下吉田駅、月江寺駅、富士山駅、河口湖駅の9駅です(路線図と詳細は下図を参照)。これ以外の駅では乗降できません。利用可能な時間帯は下りが大月駅発9:13〜14:17、上りが河口湖駅発8:57〜14:20で、富士急行線車両の普通電車が対象です。特急列車「富士回遊」「富士山ビュー特急」およびJR線直通列車(河口湖駅10:40発 高尾駅行)では利用できません。

対象外の時間帯や列車、乗降可能な駅以外で自転車を持ち込む場合は、従来どおり専用の袋に入れる必要があります。

持ち込みできる車両は、2両・3両編成とも(大月駅〜富士山駅間での)大月駅寄り1両のみです。車両には、持ち込みOKを示すステッカーが掲示されています。専用車両ではなく一般の方も乗車するため、1列車の最大積載数は6台と定められています(持ち込みはお一人1台まで)。これを超えた場合、または列車が混雑している場合は後続の列車を利用することになります。車内では自身で自転車を手で支えて乗車し、スタンドのない自転車の場合はさらに専用ベルト等で手すりに固定する必要があります。原動機付自転車、補助輪付き自転車、そのほか特殊な自転車での利用はできません。

【路線図で解説】「富士急サイクルトレイン」実証実験

東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースとなっている山中湖をはじめとして、富士山の豊かな自然に囲まれた富士五湖周辺はサイクリストに人気のエリアです。富士急行は、サイクルトレインという新たな移動手段の選択肢を提供し、富士五湖観光のさらなる活性化につなげたいとしています。また、このサービスは沿線地域の住民のお買い物やお出かけなど、日常生活の利便性向上という面もあわせ持っており、幅広く利用してもらうことを目指すとしています。

富士急行では、サイクルトレインを実際に利用した方、またはこれから利用を検討している方向けに、公式サイトでアンケートを受け付けています。より多くの方に実証実験に参加してもらい、さまざまな意見を参考にしながら、本格導入時によりよいサービスを提供できるよう努めたいと話しています。

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