10,000円で連続10便 飛行機に乗りっぱなしの1日 天草エアライン「乗るだけ運賃2021」

天草エアライン(AMX)は、設定日の1日間に限りすべての自社便に連続搭乗できる「乗るだけ運賃2021サマー」を発売しています。

天草空港ターミナルビル(Fuha_Wakana/写真AC)
天草空港ターミナルビル(Fuha_Wakana/写真AC)

2014年に初めて実施され、不定期で開催されているAMXの名物企画です。イルカのシルエットが描かれた、唯一の保有機材であるATR42-600「みぞか号」と一日中飛び回ることができます。7:40に天草空港(熊本県)を出発するAMX101便に搭乗し、就航先の福岡空港、阿蘇くまもと空港(熊本空港)、大阪伊丹空港を渡り歩き、最終のAMA108便で19:45に天草空港に帰着します。各空港での乗り継ぎ時間は30〜40分と短く、空港の外に出て観光することはできません。文字通り、飛行機に乗りっぱなしの1日となります。

全10便を同日に連続して搭乗することが条件の「10レグコース」以外に、AMX101便〜106便まで連続8便の「8レグコース(天草空港発着)」、102便〜107便まで8便搭乗の「8レグコース(福岡空港発着)」も用意されています。どのコースを選んでも、運賃は10,000円(各空港の旅客施設使用料込み)です。設定日は2021年7月1日(水)・4日(日)・8日(木)・11日(日)・15日(木)・18日(日)・21日(水)・24日(土)・29日(木)および8月1日(日)の10日間です(時刻表と設定日カレンダーは下図を参照)。

専用の予約フォームで受け付けており、申込期間は6月15日(火)正午〜21日(月)13:00です。販売座席数は設定日ごとに最大6名となっており、応募者多数の場合は抽選となります。座席の指定はできません。なお、定員に達しない場合でも追加受付は行われません。また、利用する各便に十分な空席がない場合、販売が見合わされる場合があります。予約の回答と支払い方法は、6月23日(水)以降に予約センターから申込者に連絡されます(抽選が行われた場合は当選者のみに連絡)。

【図表で解説】天草エアライン 「乗るだけ運賃2021サマー」

なお当日、連続搭乗中に途中キャンセルする場合、搭乗済み区間について普通運賃との差額が徴収されるので注意が必要です。その他の詳細条件は、AMX公式サイトに掲載されています。