「津エアポートライン」17日から全便休航 三重県の中部国際空港アクセスすべて休止へ

中部国際空港(セントレア)と津なぎさまち(三重県津市)を結ぶ高速船「津エアポートライン」は、2021年5月17日(月)から全便が休航します。

中部国際空港ターミナルビルと高速船乗り場をつなぐ歩道橋(Katsumi/TOKYO STUDIO)
中部国際空港ターミナルビルと高速船乗り場をつなぐ歩道橋(Katsumi/TOKYO STUDIO)

通常時は両港間を最大15往復運航する津エアポートラインですが、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、3月19日からは5往復による減便ダイヤで運航していました。運航会社「津エアポートライン」によると、愛知県への緊急事態宣言の発令、三重県においてもまん延防止等重点措置が行われる状況下において、感染拡大防止の観点から全面休航を決めたと説明しています。休航期間は5月17日(月)から当分の間とし、運航の再開は、今後の状況を踏まえて決定するとのことです。

三重交通が運行する伊勢・鳥羽〜津なぎさまち(空港アクセス港)間の特急バスについても、3月16日から当分の間、運転が見合わされています。三重交通ではそのほか、高速バスの四日市〜中部国際空港線および桑名・長島温泉〜中部国際空港線も全便運休しており、三重県内と中部国際空港を結ぶすべての空港アクセスが当分の間、運休することになります。