JR北海道「エアポート」「カムイ」運休を拡大 「旭山動物園号」記念撮影シートも中止

JR北海道は、快速「エアポート」と特急「カムイ」について、土休日の一部列車を運休します。

快速「エアポート」に使用されるJR北海道721系電車(中村 昌寛/写真AC)
快速「エアポート」に使用されるJR北海道721系電車(中村 昌寛/写真AC)

新型コロナウイルス感染症の影響により利用が減少していることが理由で、2021年6月5日(土)から当分の間実施されます。

札幌駅〜新千歳空港駅間の快速「エアポート」は、3月13日ダイヤ改正により上下計6本が土休日運休列車となっていますが、6月5日(土)からは追加で上下計20本の列車について、土休日の運転が取り止められます(時刻表は下表を参照)。これにより、土休日の「エアポート」はおおむね通常1時間あたり5本のところ、当分の間4本に削減されます。

また、札幌駅〜旭川駅間の特急「カムイ」は、ダイヤ改正後は上下計4本の列車が土休日のみの運転となっていますが、6月5日(土)以降はこれらの列車がすべて運休となります。対象は下り列車が「カムイ9号」(札幌駅9:30発)および「カムイ29号」(札幌駅16:30発)、上り列車が「カムイ28号」(旭川駅14:30発)および「カムイ42号」(旭川駅18:30発)です。

上記の運休列車の指定席券をお持ちの方には、無手数料で払い戻しを行うとのことです。

【時刻表で解説】JR北海道 土休日の運休列車を拡大

あわせて、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、特急「ライラック旭山動物園号」の車内サービスが5月15日(土)から当分の間中止となります。実施が見合わされるのは、1号車での記念撮影サービス(記念撮影シートの設置、着ぐるみスタッフの乗車)、乗車証明書の配布および各種プレゼント企画(上り列車限定プレゼント、SNSプレゼントキャンペーン)です。