福岡市地下鉄が緊急事態宣言で終電1時間繰り上げ JR九州も筑肥線の終電50分繰り上げ

福岡市交通局とJR九州は、深夜時間帯の一部の列車を運休し終電時刻を約1時間繰り上げます。
(2021年5月29日更新)緊急事態宣言の延長に伴い、引き続き6月20日(日)まで実施されます。

筑前前原駅に停車中のJR九州305系電車(左)と福岡市地下鉄1000N系電車(medetai/写真AC)
筑前前原駅に停車中のJR九州305系電車(左)と福岡市地下鉄1000N系電車(medetai/写真AC)

福岡県を対象とした緊急事態宣言が発令されることおよび福岡県からの要請を受けて行われます。実施期間は緊急事態宣言の期間中としており、現時点では2021年5月12日(水)から6月20日(日)までです。

福岡市地下鉄では、おおむね23時以降の列車が空港線・貝塚線で上下各9本、七隈線で上下各5本運休となります。これにより、平日および土曜・日曜・祝日ダイヤとも、全線で終電時刻が約1時間繰り上げられます。中洲川端駅を基準にすると、空港線の終電は博多駅行が通常ダイヤの0:16発から23:19発(土休日は23:14発)に、筑前前原駅行が0:10発から23:19発に変更となります。また、箱崎線貝塚駅行の終電は23:58発から22:59発(土休日は22:47発)に繰り上げとなります。

また、JR九州は筑肥線で上下各2本の普通列車を運休し、姪浜駅〜筑前前原駅間の終電を約1時間繰り上げます。姪浜駅発基準では平日・土休日とも、23:19発の西唐津駅行が終電となります(時刻表は下表を参照)。

【時刻表で解説】福岡市地下鉄・JR九州 終電繰り上げ

福岡市交通局では、終電繰り上げ実施期間の終了については改めて告知するとしています。