JR北海道の札沼線新駅は「ロイズタウン」 石狩太美・石狩当別は駅名の「石狩」外れる

JR北海道が札沼線(学園都市線)あいの里公園駅〜石狩太美駅間に設置する新駅の名称が決定しました。

札沼線(学園都市線)で使用されているJR北海道733系電車(中村 昌寛/写真AC)
札沼線(学園都市線)で使用されているJR北海道733系電車(中村 昌寛/写真AC)

新駅の名称は「ロイズタウン」駅(駅ナンバリングG11-1: ROYCE’ Town)です。当別町と菓子製造販売のロイズコンフェクト(札幌市)が設置を求めた請願駅で、JR北海道と当別町の工事協定が結ばれたことにより工事が着手されます。ロイズが全額費用負担して建設される新駅は2022年春の開業を予定しており、単線線路にホーム1面の無人駅で、待合所やスロープが設置されます。また、当別町の費用負担により、バス乗降場や自家用車乗降場、51台の駐車場などを含む駅前広場が整備されます(地図は下図を参照)。

「生チョコレート」で全国的に名が知られるロイズの生産拠点は、新駅から北へ約300mの場所にある「ふとみ工場」(北海道当別町)です。現在、敷地や建物を拡張する工事を行っており、完成すると工場見学コースなどの集客機能が強化される予定です。この拡張は新駅の建設と並行して行われるもので、ロイズは当別町と連携協定を結び、駅の建設により官民一体となって新しい人の流れを創出することを目指しています。

また、札沼線石狩太美駅、石狩当別駅の駅名変更も発表されました。ロイズタウン駅の開業(2022年春の予定)と同時に、それぞれ「太美」駅(G12: ふとみ/Futomi)および「当別」駅(G13: とうべつ/Tōbetsu)に改称されます。駅名変更は当別町の要請を受けて実施されるものです。駅名に「石狩」が付くことにより、近接する石狩市にある駅だと誤認している人が多いとのことで、当別町は「石狩」を外した駅名とするようJR北海道と話し合いを行っていました。なお、駅ナンバリングの現行のまま変更されません。

「太美」駅に駅名変更され、バリアフリー工事が行われる石狩太美駅駅舎(ヨッシー宙船/写真AC)
「太美」駅に駅名変更され、バリアフリー工事が行われる石狩太美駅駅舎(ヨッシー宙船/写真AC)

あわせて、石狩太美駅においてホームまでの経路のバリアフリー化工事が行われることも発表されました。2番線ホーム(北海道医療大学駅方面)側にある駅舎外の階段が改修され、スロープが設置されます。駅舎内には自動ドアや点字ブロック等も整備されます。一方、現在は跨線橋を利用する必要がある1番線ホーム(札幌駅方面)側にも待合所とスロープが新たに設置され、段差なしで両ホームへ向かうことが可能になります。ロイズタウン駅の開業(2022年春の予定)より前の完成が見込まれています。