JR西日本全線乗り放題きっぷが帰ってくる 1人利用も可の「JR西日本 どこでもきっぷ」

JR西日本は、西日本エリアの広い範囲で使える新しい乗り放題きっぷ「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」を発売します。

山陽新幹線岡山駅に停車中のJR西日本700系(niboshi-photos/写真AC)
山陽新幹線岡山駅に停車中のJR西日本700系(niboshi-photos/写真AC)

「JR西日本 どこでもきっぷ」は、JR西日本全線と智頭急行線、JR西日本宮島フェリーが乗り放題となるおトクなきっぷです。「JR西日本 関西どこでもきっぷ」は、近畿7府県と福井県・鳥取県・岡山県の一部のJR西日本線と智頭急行線が乗り降り自由となります。いずれも新幹線・特急列車・普通列車の普通車指定席が6回まで乗車でき、混雑を避けた利用ができます。また、普通車自由席なら新幹線・特急を含めて何度でも乗り降りできます。

乗り放題エリアには東海道新幹線(東京駅〜新大阪駅間)、九州新幹線(博多駅〜鹿児島中央駅間)、北陸新幹線(東京駅〜上越妙高駅間)、JR四国線(児島駅以南)およびJR九州線(下関駅〜門司駅〜博多駅間など)は含まれません。IRいしかわ鉄道線(金沢〜津幡間)、あいの風とやま鉄道線(高岡〜 富山間)については、JR西日本線へ通過利用する場合に限り別途運賃を支払うことなく利用できます(乗り放題エリア路線図は下図を参照)。

今回の乗り放題きっぷは1名から利用できるので、一人旅にも最適です。また、乗り放題きっぷを購入して駅レンタカーを事前に予約すると、Sクラスが1日4,000円(免責補償料込み)の特別価格で利用できるので、駅から先も密を回避して移動することができます。さらに、地元の観光施設の入場料割引や飲食店の割引など、旅先で受けられるおトクな特典も多数用意さるとのことです。

【路線図で解説】「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」

「JR西日本 どこでもきっぷ」のおねだんは、有効期間2日間用が大人18,000円、小児9,000円、3日間用が大人22,000円、小児11,000円です。「JR西日本 関西どこでもきっぷ」は2日間用のみの発売で、大人10,000円、小児5,000円です。小児用のみの発売・利用はできません。

利用期間は2021年4月27日(火)〜6月30日(水)で(2日間用は6月29日(火)、3日間用は6月28日(月)出発分まで発売)、ゴールデンウィーク期間も追加料金なしで利用できます。発売開始日は4月16日(金)で、利用開始日の1か月前から7日前まで購入できます。

発売箇所はJR西日本ネット予約「e5489(いーごよやく)」、JR西日本およびJR九州(福岡県・佐賀県内)管内の主な旅行会社です。駅のみどりの窓口での発売はありません。指定席の予約は、きっぷの受取前は「e5489」で、受取後はみどりの券売機での取り扱いとなります(旅行会社で購入する場合を除く)。なお、「JR西日本 どこでもきっぷ」2日間用は旅行会社のみの発売となります。

北陸線特急「サンダーバード」で使用されるJR西日本683系電車(M.T.photos/写真AC)
北陸線特急「サンダーバード」で使用されるJR西日本683系電車(M.T.photos/写真AC)

JR西日本は2020年10月1日〜12月25日までの期間限定で、JR西日本全線乗り放題きっぷ「どこでもドアきっぷ」を発売していました。当時は2日間用が平日15,000円、土休日12,000円、小児用2,000円、3日間用は平日20,000円、土休日18,000円、小児用3,000円というおねだんで、2名以上の利用が条件となっていました。また、3日間用は乗り放題エリアがJR四国・JR九州線にも拡大されていました。

今回発売される「JR西日本 どこでもきっぷ」はJR西日本管内のみの利用で、発売額も「どこでもドアきっぷ」と比べると値上げとなります。しかし、グループ旅行が以前と同じように楽しめる状況とは言えない中、1名から利用可能となり一人旅需要にも対応したのは大きな改善点です。また、限定エリアとは言え、敦賀駅・新宮駅・鳥取駅・倉敷駅までと広範囲で乗り放題となる「JR西日本 関西どこでもきっぷ」も登場し、使い分けることによりおトクに旅行を楽しめそうです。

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