「THライナー」が草加駅に臨時停車 東京メトロ日比谷線・東武線直通の座席指定列車

東武鉄道と東京メトロが運転する座席指定制列車「THライナー」が草加駅に期間限定で臨時停車します。(2021年4月6日18:25 図表の一部誤りを訂正しました。)

座席指定制列車「THライナー」に使用される東武70000系(70090型)電車(tarousite/PIXTA)
座席指定制列車「THライナー」に使用される東武70000系(70090型)電車(tarousite/PIXTA)

THライナーでの快適な移動をより多くの利用者に周知するため、2021年4月12日(月)〜6月11日(月)に「THライナー草加駅停車キャンペーン」が実施されます。期間中、夕夜間時間帯に運転するTHライナーが東武スカイツリーライン草加駅に臨時停車します。草加駅は東武スカイツリーラインで4番目に多い1日平均約88,000人(2019年度実績)の乗降車数があり、東京メトロ沿線への利用客も多いことから停車駅に選定したとのことです。

草加駅に臨時停車するのは、日比谷線霞ケ関駅発・東武線久喜駅行のTHライナー1日5本です。乗車可能駅は日比谷線内の5駅(霞ケ関駅、銀座駅、茅場町駅、秋葉原駅、上野駅)のみで、草加駅からの乗車はできません(時刻表・停車駅と詳細は下図を参照)。なお、朝時間帯に運転されている東武線発・日比谷線方面行のTHライナーは、草加駅には停車しません。

THライナーの乗車には、乗車券のほかに座席指定券が必要です。東京メトロ線各駅から草加駅までの座席指定料金は大人580円、小児300円です。なお、券売機や「東武ネット会員サービス」では駅選択画面に草加駅が表示されないため、草加駅まで利用する場合は、同額となる新越谷駅までの座席指定券を購入するよう呼びかけています。

【図表で解説】東京メトロ・東武 「THライナー」 草加に臨時停車

THライナーは、東武線・東京メトロ日比谷線相互直通運転において初めて導入された座席指定制列車で、2020年6月6日(土)から運転しています。ロングシート・クロスシートが転換可能な東武70000系(70090型)車両が投入され、THライナーでの運転時は2人掛けクロスシートが主体となります(一部ロングシート)。混雑を避けゆったり着席できるので、通勤・通学での都心エリアへのお出かけ、都心からの帰宅のほか、子どもと一緒の家族での移動にも便利です。各座席にはコンセントやドリンクホルダーがあるほか、無料Wi-Fiサービス「TOBU FREE Wi-Fi」も利用できます。