阪急・阪神など「高野山1dayチケット」発売 電車全区間と高野山内バスが1日乗り放題

関西の鉄道・バス7社の沿線から高野山までの区間の電車と、高野山内の路線バスが1日乗り放題となる「高野山1dayチケット」が発売されています。

2019年3月1日にデビューした高野山ケーブルカーの4代目車両(梅さとちゃん/写真AC)
2019年3月1日にデビューした高野山ケーブルカーの4代目車両(梅さとちゃん/写真AC)

阪急電鉄、阪神電気鉄道、Osaka Metro(大阪メトロ)、大阪シティバス、能勢電鉄、山陽電気鉄道、北大阪急行電鉄の7社と、南海りんかんバス、南海電気鉄道が共同で発売します。各社の沿線から南海高野線(難波駅〜極楽橋駅間および汐見橋駅〜岸里玉出駅間)、高野山ケーブルカー(極楽橋駅〜高野山駅間)までのルートが乗り降り自由なので、途中下車しながらの旅も楽しめます。また、高野山内を走る南海りんかんバスも乗り放題となります(立里線、高野・龍神線、丹生都比売線を除く)。

さらに、「高野山1dayチケット」とクーポン券の提示により、高野山内の拝観料割引(金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館)やお土産店、飲食店での優待特典を受けることができます。弘法大師空海によって開かれた真言密教の聖地・高野山へ、関西一円からおトクに日帰り旅行が楽しめる内容となっています。

おねだんは出発エリアにより異なります。阪急電鉄発売の「阪急版」(3,300円)、阪神電鉄発売の「阪神版」(3,200円)および「神戸高速版」(3,300円)、大阪メトロ発売の「Osaka Metro版」(3,100円)、能勢電鉄発売の「能勢版」(3,600円)、山陽電鉄発売の「山陽・明石以東版」(3,600円)および「山陽・明石以西版」(3,900円)、北大阪急行電鉄発売の「北大阪急行版」(3,250円)の8種類があり、それぞれに乗り放題区間が設定されています。いずれも大人用のみの発売となります(詳細は下図を参照)。

【図表で解説】「高野山1dayチケット」

発売期間は2021年4月1日(木)〜11月30日(火)で、発売期間中の任意の1日間有効です。各沿線の主要駅窓口などで発売されます。なお、特急「こうや」、「こうや花鉄道 天空」などの座席指定列車を利用する場合は別途、座席指定料金等が必要となります。