JR西日本が全国JRで初めて回数券を廃止 代わりにICOCA「利用回数ポイント」増量

JR西日本は「ICOCAポイントサービス」の拡大に伴い、ICOCAエリア内での「普通回数乗車券」の発売を終了します。

JR大阪駅中央口改札(Katsumi/TOKYO STUDIO)
JR大阪駅中央口改札(Katsumi/TOKYO STUDIO)

ICOCAポイントサービスの「利用回数ポイント」は、ICOCAエリアで1か月間に同一運賃区間の利用が11回以上あった場合、11回目以降の利用1回ごとに運賃の10%のICOCAポイントが貯まるサービスです。2021年10月1日(金)利用分からは、利用回数ポイントの還元率が10%から15%に拡大されます(詳細は下図を参照)。

【図表で解説】JR西日本 「ICOCAポイントサービス」を拡充

ICOCAポイントサービスの利用には登録(無料)が必要です。ポイント加算の対象となるのは、JR西日本ICOCAエリア内の各駅間の乗車です(IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・JR四国は対象外)。貯まったICOCAポイントは「1ポイント=1円」で換算され、ポイントチャージすることで列車の乗車やお買い物に利用することができます。

また、京阪神のJR西日本ポストペイエリアで利用できるPiTaPa割引サービスの「利用回数割引」も、運賃の10%から15%に割引率が拡大されます。

これらのポイントサービス拡充に伴い、ICOCAエリア内の駅相互間において「普通回数乗車券」の発売が2021年9月30日(木)をもって終了します。発売された普通回数乗車券は有効期間内(発売日から3か月間)は利用できます。

新幹線経由やJR他社とまたがる区間の普通回数乗車券については発売が継続されます。普通回数乗車券が発売終了するエリア内においても、身体障害者用、知的障害者用および通学用の割引普通回数券は引き続き発売されます。なお今後、JR西日本のICOCAエリアが拡大される場合は、当該エリアにおいても普通回数乗車券の発売を終了するとのことです。

JR各社において普通回数乗車券を廃止するのは、今回のJR西日本ICOCAエリアが初めての事例となります。

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