水間鉄道が「昼間割引きっぷ」による時間帯別運賃を廃止 新型コロナによる減収深刻

水間鉄道が全区間大人180円で乗れる「昼間割引きっぷ」は、2021年3月31日(水)をもって廃止されます。

三ケ山口駅に停車中の水間鉄道1000形電車(けいわい/PIXTA)
三ケ山口駅に停車中の水間鉄道1000形電車(けいわい/PIXTA)

水間鉄道は2020年11月30日にダイヤ改正を実施し、昼間時間帯の1時間あたりの運転本数が従来の3本から2本に減少しました。利便性の低下を補うため、「昼間割引きっぷ」「昼間割引フリー乗車券」がダイヤ改正当日から発売されています。

「昼間割引きっぷ」は、貝塚駅および水間観音駅10時台〜16時台発の電車の片道運賃が全区間で大人180円、小児90円均一となる割引乗車券です。発売箇所は貝塚駅および水間観音駅で、それ以外の駅から乗車する場合も車内精算により左記の金額で利用できます(現金のみ、交通系ICカードは割引対象外)。日本の鉄道事業者では珍しい、実質的な時間帯別運賃の導入となります。

また、終日利用できる水間鉄道全線乗り降り自由のフリー乗車券(600円、大人のみ)に加え、貝塚駅および水間観音駅10時台〜16時台発の電車に限り利用できる「昼間割引フリー乗車券」が360円(大人のみ)で発売されています(発売箇所は貝塚駅および水間観音駅、詳細は下図を参照)。

【図表で解説】水間鉄道 昼間割引乗車券を見直し

水間鉄道によると、新型コロナウイルスの影響による減収が深刻であるとし、2021年4月1日(木)以降は「昼間割引きっぷ」が廃止され、昼間時間帯も通常の普通運賃(区間により大人180〜300円、小児90〜150円)に戻ります。2020年11月30日に発売開始してからわずか4か月での方針転換となります。

なお、「昼間割引フリー乗車券」については好評なことから、今後も継続して発売するとのことです。

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