JR北海道「ライラック旭山動物園号」5月から運転 記念撮影で「アニア」がもらえる!

JR北海道は、記念撮影シートや乗車証明証などお楽しみがいっぱいの特急列車「ライラック旭山動物園号」を運転します。

特急「ライラック旭山動物園号」に使用されるJR北海道789系0番台電車(写真AC/中村 昌寛)
特急「ライラック旭山動物園号」に使用されるJR北海道789系0番台電車(写真AC/中村 昌寛)

旭川市の旭山動物園とタイアップした特急「ライラック旭山動物園号」は、2021年5月1日(土)〜8月29日(日)の土・日曜・祝日計42日間、札幌駅〜旭川駅間に1日1往復運転されます。下り列車は「ライラック5号」と同じ運転時刻(札幌駅8:30発、旭川駅9:55着)、上り列車は「ライラック38号」と同じ運転時刻(旭川駅17:30発、札幌駅18:55着)で運転されます。なお、「ライラック旭山動物園号」の運転日は「ライラック5・38号」は運休となります(時刻表、運転日カレンダーは下表を参照)。

【図表で解説】JR北海道 特急「ライラック旭山動物園号」

6両編成のうち指定席3両、自由席3両で運転されます(グリーン席は販売されません)。指定席の利用者にはオリジナルデザインの乗車証明証が配布されます。下り旭川駅行はステッカー、上り札幌駅行はペーパークラフトと、上下列車で異なるデザインとなっています。また、5月1日(土)〜8月29日(日)の期間、旭川駅東コンコースにある旭川観光物産情報センター内「地場産品販売コーナー 駅naka」で乗車証明証を提示すると、お買い物総額から3%引きとなる特典もあります(一部商品を除く)。

「ライラック旭山動物園号」ならではの車内サービスも行われます。1号車の一部は記念撮影スペースとなっており、旭山動物園の動物がデザインされた「記念撮影用シート」には、動物の着ぐるみ(ホッキョクグマまたはレッサーパンダ)を着たスタッフとの撮影を楽しむことができます。記念撮影の混雑時に使用する待機シートには、全9種類の動物シートカバーが設置されます(待機シートは運転日により設置されない場合があります)。

旭山動物園の人気者「ホッキョクグマ」(写真AC/フランク)
旭山動物園の人気者「ホッキョクグマ」(写真AC/フランク)

さらに、上り列車限定のうれしい乗車特典も用意されています。上り札幌駅行の車内で記念撮影した方に、タカラトミーの動物フィギュアシリーズ「アニア」が1人につき1個プレゼントされます。「ホッキョクグマ(子ども)」または「カバ(子ども)」のいずれか1種類で、なくなりしだい終了となります。

また、ご自身のSNSに「ライラック旭山動物園号」について投稿し、1号車スタッフにSNS画面を提示すると、下りは「オリジナル缶バッジ」、上りは「アニマルタオル」が1人につき1個もらえる「SNSプレゼントキャンペーン」も実施されます。

JR北海道によると、「ライラック旭山動物園号」は車内換気や消毒、車内改札の簡素化など、新型コロナウイルス感染症対策を実施して運転するとのことです。また、記念撮影スペースではアニマルキャップやアニマル手袋など共有物の貸し出しは行われないなど、接触機会を減らしたイベント内容になるとのことです。なお、今後の感染状況によっては「アニア」プレゼント企画をはじめとする車内サービスの中止または、列車の運行自体を中止する場合があるとしています。