東武が1駅間だけの臨時列車「サクラトレイン」 隅田川沿いの満開の桜を電車から

東武鉄道は、隅田川沿いに咲く満開の桜を電車内から眺められる「サクラトレイン」を期間限定で運転します。

満開の桜が咲く隅田川から眺める東京スカイツリー(写真AC/sakura00)
満開の桜が咲く隅田川から眺める東京スカイツリー(写真AC/sakura00)

「サクラトレイン」は、東武スカイツリーライン浅草駅〜とうきょうスカイツリー駅のわずか1駅間に上下各5本運転される臨時列車です。通常3分の所要時間を5分程度かけて走行し、隅田川橋梁から満開の桜が咲き誇る下町風景をゆっくりと鑑賞することができます。

運転日は2021年3月22日(月)〜4月2日(金)の毎日です。使用車両は、3月22日(月)・23日(火)が特急「リバティ」500系の3両編成、3月24日(水)〜4月2日(金)が展望列車「スカイツリートレイン」634系の4両編成です。「サクラトレイン」の乗車には予約や追加料金は不要で、乗車券のみで利用できます(時刻表と運転日カレンダーは下表を参照)。東武鉄道は、緊急事態宣言が延長された場合、運転日を変更する場合があるとしています。

【時刻表で解説】東武 浅草〜とうきょうスカイツリー間に「サクラトレイン」

ところで、鉄道専用橋として1921年から使用されている隅田川橋梁沿いに新しく歩道橋が設置され、「すみだリバーウォーク」として2020年6月18日に開通しました。浅草方面から「すみだリバーウォーク」を渡り、さらに東側にオープンした高架下商業施設「東京ミズマチ」を経由して東京スカイツリータウンへと、徒歩で回遊できるルートが完成しています。

この「すみだリバーウォーク」の通行者が100万人を達成したことを記念し、乗車券一体型のインフラカード「すみだリバーウォーク乗車券付き橋カード」が1枚150円で発売されます。通行50万人を機に作成され、2020年10月から発売された第1弾が好評だったとのことで、今回は第2弾の登場となります。全国で配布されている「ダムカード」などと同じサイズで、コレクションにも適しています。

発売期間は3月19日(金)〜5月18日(火)で、発売箇所は浅草駅およびとうきょうスカイツリー駅です(各駅1,500枚限定)。発売駅ごとに異なるデザインとなっており、それぞれの駅から150円区間の大人片道乗車券としても利用できます。なお、すみだリバーウォークでは3月19日(金)・20日(土)の10〜15時に2種類のカードが特別に発売されます(1,000枚限定)。