【運行情報】暴風雪の見込みで羽越本線が終日運休 特急「いなほ」「つがる」も運休

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低気圧の接近により暴風雪が見込まれているため、2021年2月16日(火)はJR東日本の東北エリアで運転見合わせが行われています。(2021年2月16日10:20現在)

秋田新幹線「こまち」に使用されるJR東日本E6系(写真AC/M.T.photos)
秋田新幹線「こまち」に使用されるJR東日本E6系(写真AC/M.T.photos)

秋田新幹線は、2月13日(土)に発生した地震の影響により、盛岡駅〜秋田駅間で臨時列車による折り返し運転を行っていますが、2月16日(火)は午前中の列車について運転が見合わされます。

在来線特急列車は、白新線・羽越本線の特急「いなほ」に運転見合わせが発生します。下り「いなほ1・3号」および上り「いなほ2・4・6号」は全区間で運休となるほか、下り「いなほ5・7号」および上り「いなほ8・10・14号」が酒田駅〜秋田駅間で区間運休となります。また、下り「いなほ11号」を延長運転する臨時快速列車は、酒田駅〜秋田駅間の運転が取り止めとなります。

奥羽本線の特急「つがる1・2・3・4号」は、強風の影響で2月16日(火)は秋田駅〜青森駅間の全区間で運休となります。また、常磐線特急の下り「ひたち3号」および上り「ひたち14号」は、強風のためいわき駅〜仙台駅間で区間運休となっています。

在来線普通列車は、羽越本線(酒田駅〜秋田駅)、五能線(能代駅〜弘前駅間)および只見線(只見駅〜大白川駅間)で2月16日(火)の始発から終日運転が見合わされます。奥羽本線の大曲駅〜秋田駅間は始発から11時頃まで運転見合わせとなるほか、羽越本線(村上駅〜酒田駅間)、陸羽東線(鳴子温泉駅〜新庄駅間)および男鹿線は始発から12時頃までそれぞれ運転見合わせとなります。また、釜石線(遠野駅〜釜石駅間)および大湊線でも、始発から昼頃まで列車の運転が取り止められます。

奥羽本線(山形線)は、車輪空転が見込まれるため、庭坂駅〜米沢駅間で終日運転見合わせとなります。山形新幹線は福島駅〜新庄駅間で臨時ダイヤにて運転されていますが、一部の列車に遅れが出ています。

東北本線の白石駅〜仙台駅間と松島駅〜石越駅間および常磐線の原ノ町駅〜仙台駅間では、強風が見込まれるため、9時頃〜18時頃まで列車本数が削減されます。

上記以外の路線でも、今後の気象の状況によっては列車の遅れや運休などの影響が見込まれます。JR東日本によると、荒天が続く予報のため、2月17日(水)にかけて羽越本線や五能線など沿岸部の路線を中心に列車の運行に影響が出る可能性があるとしています。