【運行情報】地震の影響 14日は東北新幹線ほかJR東日本の東北各線で始発から運休

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2021年2月13日(土)夜に発生した地震の影響で、JR東日本の新幹線および在来線で始発から運転を見合わせている区間があります。(2021年2月14日7:40現在)

東北新幹線E5系(写真AC/Harusz)
東北新幹線E5系(写真AC/Harusz)

2021年2月13日(土)23:08頃、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震がありました。東北地方の各路線では、設備点検および被害状況把握のため運転が見合わされています。

東北新幹線は、那須塩原駅〜盛岡駅間で終日運転が取り止められます。東京駅〜盛岡駅間のすべての列車が運休となり、東京駅〜那須塩原駅間で臨時列車が運転されます。盛岡駅〜新函館北斗駅間については、一部の列車を除いて折り返し運転されます。

山形新幹線および秋田新幹線も始発から全線で運転を見合わせており、運転再開の見込みは立っていないとしています。

在来線特急では、「ひたち」「いなほ」の運転に支障が出ています。常磐線の特急「ひたち2・4・7・9号」は全区間で運休するほか、「ひたち3・14号」はいわき駅〜仙台駅間での区間運休が決まっています。羽越本線の特急「いなほ1・2・3・4・5・6号」は全区間運休、「いなほ8号」は秋田駅〜酒田駅間で区間運休となります。

東北本線は、地震の影響で黒磯駅〜一ノ関駅間で運転を見合わせており、おおむね昼過ぎの運転再開が見込まれています。一ノ関駅〜盛岡駅間も始発から運転が取り止められており、運転再開の見込みは立っていないとしています。

そのほか、現在運転が見合わされていて運転再開の見込みが立っていない路線は、常磐線(いわき駅〜仙台駅間)、磐越西線(郡山駅〜野沢駅間)、大船渡線、釜石線および北上線です。また、おおむね昼過ぎの運転再開が見込まれている路線は、羽越本線(酒田駅〜羽後本荘駅間)、水郡線(常陸大子駅〜安積永盛駅間)、磐越東線、只見線(会津若松駅〜会津川口駅間)、奥羽本線(山形線)、奥羽本線(新庄駅〜院内駅間)、米坂線(米沢駅〜小国駅間)、仙山線、左沢線、仙石線、仙石東北ライン、石巻線、陸羽東線および陸羽西線です。

上記以外にも、一部列車に運休または遅れが生じている区間があります。