貴志川線存続のため始発繰り下げ・終電繰り上げ 和歌山電鐵3月13日ダイヤ改正

和歌山電鐵貴志川線は2021年3月13日(土)のダイヤ改正により、終電時刻の繰り上げなどが実施されます。

貴志駅の猫の駅長「たま」の名を冠した和歌山電鐵貴志川線2270系「たま電車」(写真AC/由華。)
貴志駅の猫の駅長「たま」の名を冠した和歌山電鐵貴志川線2270系「たま電車」(写真AC/由華。)

貴志川線は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ2020年6月22日に施行された臨時の「減便ダイヤ」にて運行しています。和歌山電鐵によると、コロナ禍による影響が長期化する中、生活スタイルや働き方の多様化などで利用実態が変化しており、貴志川線の存続を図るためにダイヤを見直すとしています。

ダイヤ改正により、平日ダイヤでは始発電車の時刻が上下線とも繰り下がります。貴志駅発上り和歌山駅行の始発電車は、現行ダイヤの5:19発(和歌山駅5:48着)から改正後は5:28発(和歌山駅5:57着)に変更となります。和歌山駅発下り貴志駅行の始発電車についても、発車時刻が5:54から6:21に繰り下げとなります。これらに伴い、和歌山駅〜貴志駅間で5時台の列車上下2本の運転が取り止められます。

土休日ダイヤの始発電車は現在、「減便ダイヤ」において伊太祈曽駅〜貴志駅間で上下2本の運転が取り止められています。これらについてはダイヤ改正により回復し、現行の通常ダイヤと同じ始発時刻に戻されます。なお、同じく「減便ダイヤ」で運休となっている、和歌山駅〜伊太祈曽駅間の6時台の列車上下2本については、ダイヤ改正により恒常的に運転が取り止められます。

深夜時間帯については平日・土休日とも、「減便ダイヤ」により上下線の最終列車の運転が取り止められています。3月13日(土)ダイヤ改正でも「減便ダイヤ」が踏襲され、終電時刻は現行の通常ダイヤと比べておおむね40分程度の繰り上げとなります。下り貴志駅行終電の和歌山駅発車時刻は、現行ダイヤ(通常時)の23:36から改正後は23:00に繰り上がります。上り和歌山駅行終電の貴志駅発車時刻についても、22:55発から22:16発に繰り上げられます(下表を参照)。

【図表で解説】和歌山電鐵貴志川線 3月13日ダイヤ改正 始発・終電時刻

3月13日(土)ダイヤ改正ではそのほか、行き違い駅での停車時間の微調整などが行われ、一部の列車の時刻が変わります。なお、平日・土休日ダイヤとも、10〜15時台および19〜20時台の時刻は現行ダイヤと変わらないとのことです。

〈この記事へのご意見・ご感想をSNSでお聞かせください。〉