叡山電鉄が1月30日から平日昼間を15分パターンに 終電は大幅な変更なし

叡山電鉄は、2021年1月30日(土)にダイヤ変更を実施し、平日昼間の運転本数変更、ラッシュ時間帯の京阪電車との接続改善などを行うことを発表しました。

出町柳駅に停車中の叡山電鉄700系「ノスタルジック731」
出町柳駅に停車中の叡山電鉄700系「ノスタルジック731」

今回のダイヤ変更では、平日の昼時間帯(11〜16時台)において列車の運行パターンが変更されます。現行ダイヤでは、20分間に「出町柳駅〜八瀬比叡山口駅間」「出町柳駅〜二軒茶屋駅間」「出町柳駅〜市原駅間」の3本の列車が運転されていますが、変更後は15分間に「出町柳駅〜八瀬比叡山口駅間」「出町柳駅〜市原駅間」の2本の列車を運転するパターンになります。「出町柳駅〜二軒茶屋駅間」の区間運転列車は取り止めとなります。

利用する駅により増便または減便となりますが、これは、土曜・休日ダイヤの運行パターンと同一です。昼間のダイヤは曜日にかかわらず統一されることになります。

【路線図で解説】叡山電鉄 2021年1月30日ダイヤ変更

そのほか、平日の上記以外の時間帯および土曜・休日において、利用状況に応じて列車の運転本数が見直されます。また、平日の朝・夜ラッシュ時間帯には、列車の発着時刻の調整が行われ、京阪電車との接続が考慮されるようになります。

なお、今回のダイヤ変更では終電の大幅な時刻変更は行わないとしています。詳しい時刻表は1月中旬に公式サイトに掲載されます。

鞍馬線の市原駅〜鞍馬駅間は、現在も運転見合わせが続いています。これは、2020年7月8日未明に降り続いた大雨の影響により、貴船口駅付近で土砂崩れや多数の倒木、電柱の倒壊などの被害が発生した影響によるものです。