えちごトキめき鉄道に新駅「えちご押上ひすい海岸駅」 2021年3月ダイヤ改正で

えちごトキめき鉄道は2021年3月13日(土)のダイヤ改正に合わせ、日本海ひすいラインに新駅「えちご押上ひすい海岸駅」(えちごおしあげひすいかいがん)を開業すると発表しました。

えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインのET122形気動車
えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインのET122形気動車

糸魚川駅〜梶屋敷駅間に設置される新駅には、すべての普通列車(上下各19本)が停車します。新駅開業に伴い、多くの利用が見込まれる夕方の通学時間帯の列車上下各1本(えちご押上ひすい海岸駅16:06発・糸魚川駅行、16:23発・直江津駅行)が1両から2両編成に増強されます。

【路線図で解説】えちごトキめき鉄道 日本海ひすいラインに新駅

えちごトキめき鉄道では、利便性向上と利用促進のために新駅を設置することを検討し、複数の新駅候補地を定めて実現性を検討していました。そのうちの一つである新潟県糸魚川市の押上地区は、市街地化されていることに加え、県立糸魚川高校が近くにあり多くの需要が見込まれることから開設が実現しました。

糸魚川市が行った駅名公募には523通の応募があり、その8割に「押上」「ひすい」などが含まれていたそうです。えちごトキめき鉄道ではこれらの提案をもとに、地元の愛着に加えて全国に発信できる駅名にしたいと考え、会社名の「えちご」と路線名の「ひすい」を組み入れたと説明しています。

2021年3月のダイヤ改正ではこのほか、直江津駅〜二本木駅間で運転している普通列車上下各1本について、土休日は運休とし、同じ時刻に臨時快速列車を運転することが発表されています。この快速は区間を延長し直江津駅〜妙高高原駅間で運転(直江津駅8:43発・妙高高原駅行、妙高高原駅9:44発・直江津駅行)しますが、春日山駅・北新井駅は通過となります。