【まとめ】新型コロナウイルス感染拡大の影響による鉄道運行状況〜フランス編(2020年11月21日現在)

新型コロナウイルスによる深刻な感染拡大を受け、2020年10月30日から2度目の全土封鎖(ロックダウン)が実施されているフランス。外出理由として認められているのは通勤、通学、通院、買い物、軽い運動などに限られ、正当な目的で外出している旨を記入した証明書を携行することが必須となっています。

パリ地下鉄サン=ミシェル駅
パリ地下鉄サン=ミシェル駅

このような移動制限が行われている中、TGVなどの長距離列車を中心に輸送力が大幅に削減されています。一方で、テレワークを適用できない会社勤務者も多くいるため、通勤列車はピーク時間帯を中心に従来どおりの本数が確保されています。

なお、公共交通機関での移動中はマスク着用が義務づけられており(11歳未満の子どもを除く)、違反者には135ユーロの罰金が課せられます。各鉄道事業者では列車の消毒、主要駅へのアルコール除菌ジェル設置、駅入り口でのセキュリティチェックなど、感染防止対策を実施しています。

新型コロナウイルス感染拡大による鉄道運行の主な変更内容

TGV(TGV INOUI、OUIGO)

  • 現在運行している列車の本数は、通常ダイヤの1/3から1/4程度です。

アンテルシテ(Intercités)

  • 現在運行している列車の本数は、通常ダイヤの1/4から1/5程度です。

ユーロスター

  • ロンドン〜パリ間は1往復のみ運転中です。
  • ロンドン〜ブリュッセル間の直通列車は月〜金曜に1往復のみ運転中です。
  • ロンドン〜ロッテルダム・アムステルダム間の直通列車は土・日曜に1往復のみ運転中です。
  • ロンドン〜マルヌ=ラ=ヴァレ・シェシー(ディズニーランド・パリ)間の直通列車は運休中です。
  • エブスフリート・インターナショナル駅、アシュフォード・インターナショナル駅、カレー・フレタン駅には停車しません。
  • 鉄道を利用して国境を越える場合、フォームの記入または検疫が必要な場合があります。

タリス(Thalys)

  • パリ〜ブリュッセル間の列車は1往復のみ運転中です(土曜を除く)。
  • パリ〜ブリュッセル〜アムステルダム間の列車は1往復のみ運転中です。
  • IZYサービスは全列車運休しています。
  • 鉄道を利用して国境を越える場合、フォームの記入または検疫が必要な場合があります。

TER

  • 平日の列車本数は、通常ダイヤの70%程度です。
  • 週末は相当量の列車本数が削減されます。

トランシリアン

  • RER A・B・E線は、21時以降の列車本数が削減されています。
  • J・L線は、オフピーク時間帯の列車本数が削減されています。

パリ交通公団(RATP)

  • パリ地下鉄1・13・14号線は通常通り運行します。
  • それ以外の地下鉄路線は10時〜16時は通常ダイヤの75%、21時以降は50%程度の列車本数で運行します。

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